新人救命士を育てる方法

4月になりました!

Q二郎です。

4月はフレッシュな新人さんたちが緊張する時期でもあります。

救急救命士もそのうちの1つですね。

救急救命士は救急救命士が育てるべきです。

誰が教育を担当する?

指導救命士?

指導医師?

いえいえ、日頃から直接指導する先輩救命士が行うべきなのです。

ということで!

今回は、新人救命士をどのように育てれば効果的かなのかを紹介します!

やる気に満ち溢れた新人さんを

このまま右肩上がりに伸ばしてあげるか

それとも

右肩下がりに縮小するか

それは

あなた次第です!

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救急救命士は医療職である

こちらの記事で紹介したように

救命士の勉強にネット依存は危険
分からないことがあればスマホで検索! ほとんどの救命士がネット検索を利用していると思います。 でもそれ、危険を伴うって知っていましたか?

救急救命士は医療職です。

だって厚生労働省から免状を授与されていますよね。

でも日本の消防業務は地方自治体が担っています。

日本の首都のように大きい自治体であれば救急活動に専従できるのですが、ローカルな地域ではこれは難しい。

本来、医療職として専門的な知識や技術を徹底的に習得するべきなのですが

やっぱり難しい。

難しいというか

やるべきことが多すぎて手がつけられない。

これが現状かもしれません。

ここが他の医療職とは異なる点です。

でも国家資格を取得した医療のプロということ。

これは揺るぎのない事実です。

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救急救命士にピッタリな投資はこれ!
トラノコ

新人救命士がするべきこと

職場に入れば全てのノウハウが習得できる

先輩が手取り足取り教えてくれる

このような考えだとなかなか成長できないかもしれません。

救命士に必要なことを挙げればキリがないのですが

Q二郎が考える最低限必要なことはこんな感じです。

知識

技術

経験

このうちの経験に関してはこれはもう時間経過が必要ですので割愛します。

技術に関しては先輩から指導されることも1つの方法。

でもこれだって自分だけでトレーニングはできます。

そして最後に知識。

これ。

そうこれ!!

これは自分の努力次第ではどうにでもなります。

というか。

知識なくして現場活動なし

うまい。

冗談はさておき

知識がない、もしくは不十分な状態は非常に危険です。

新人救命士さんたちは国家試験対策用の知識はまだ完璧なはずです。

これからは基本的な知識を基に

現場で動けるような考え方と知識を習得しなければなりません。

具体的な勉強方法はこちらの記事を参考にしてください。

[保存版]救急救命士勉強法!
現役の救急救命士必見!日進月歩の医療知識をアップデートしていますか? 今回は国家試験対策とは違う勉強方法を紹介します!

一番手っ取り早い方法は本を読み込むことです。

新人のうちに読んでおきたい本はこの3冊をお勧めします。

下の2冊は教科書というより

講義を録音したものを文字にしている感覚なので

眠くなりません笑

国家試験対策とは全く異なる臨床の考え方を身につけることができますよ!

先輩救命士がすべきこと

俺の背中を見て覚えろ

俺の言う通りにしろ

昭和真っ只中のセリフを今時言う人はいないでしょうけど・・

でも、もしこんな考えが少しでもあれば

一瞬にして忘れましょう。

新人救命士さんたちは1番最初に一緒になった先輩救命士によって

今後の考え方や活動の方法が定着します。

かなり優秀な先輩と一緒になれば問題ないかもしれません。

でもそんなことは誰にも分かりません。

自分たちの後輩は自分たちで育てる。

これって本当に大事です。

一番やってはいけないこと。

それは。

根拠のない経験を基に指導すること

はい、これです。

誤解しないでください。

経験を伝えることは大事なんですよ。

でも経験だけじゃダメです。

医療はエビデンスが重要です。

だからこそ

新人救命士さんよりも知識を多く備えておくべきです。

新人さんたちは躍起になって勉強します。

「俺らの時代は〜」

なんて絶対に言ってはいけませんよ笑

医療に時代なんてありません。

むしろその時代に順応して生涯学習することが医療人の務めです。

具体的にどうすればいい?

一度にアウトプットしても受け手の頭は噴火します。

まずは1人の救急救命士として動けるようになること。

これが大事です。

最初の時期に特訓すべき内容はこれ。

はいドォーん

当たり前と言えばそうかもしれません。

一つずつ確認しましょう。

CPAに対して

特定行為のトレーニング大事です。

でも特定行為のトレーニングだけに主眼が置かれていませんか?

新人さんたちが現場でいきなりリーダをすることは稀。

まずはサポート的な立場として動けること。

このトレーニングが大事です。

胸骨圧迫の質管理

タイムキーパー

これをスムーズに、的確に。

このトレーニングって結構軽視されがちです。

先輩救命士が特定行為を行なっている最中に

「先輩!残り20秒でリズムチェックです!」

こんな言葉を自発的に言えることが大事です。

外傷訓練

外部のコースを受講してもらうのもアリです。

でも現場で必要なのはお作法的な動きではありません。

外傷と聞くと観察方法の特訓をイメージされる方が多いです。

頭部保持しながらの酸素投与

頭部保持しながらの換気

頭部保持しながらの吸引

こんな訓練していますか?

隊長バッグを置く位置の訓練。

していますか?

初期評価訓練

初期評価については過去記事でたっぷり書いています。

救急現場に行くまでの考え方と初期評価
救急現場に行くまでの重要な考え方とはどのようなものでしょうか。これまでの教育では、ほとんど学ぶ機会が少なかったことですが、とても重要なことです。もっと言うと、この時点で活動の7割は決まります。
救急救命士による初期評価と内因性ロード&ゴー
初期評価と聞くと「外傷のABCのこと?」と想像する方が多いですね。合わせて内因性ロード&ゴーという言葉も浸透してきました。実は、外傷と内因性では初期評価の目的も方法も異なります!今回は内因性疾患に対する新たな初期評価方法を紹介します!

集団災害訓練

新人さんたちに

寿司あんじょう・・・

を教えろって話ではないです。

CSCATTT

の概念は絶対に教えておくべきですがここでの訓練は

ズバリ

「トリアージを完璧に」です。

実際の現場の場面を想像してください。

おそらく先輩救命士は無線でのやり取りや全体把握でバタバタです。

そんな時、トリアージも満足にできない後輩がいたらどうですか?

新人さんたちは机上の知識としてSTART法は知っています。

だから次は実際に動きとしてトレーニングしましょう。

最後に

いかがだったでしょうか。

人を育てるってこんな難しいものはありませんよね。

でもいつか新人さんたちが先輩のように活動する場面を想像したら

嬉しすぎてニヤニヤしませんか?笑

そしてあなた自身に何かあった時

助けに来てくれるのはその新人救命士かもしれません。

時間はかかるかもしれません。

笑顔で愛情たっぷり育てていきましょう!

読んで頂きありがとうございましタァ!

Q二郎

Paramedicをこよなく愛するQ二郎 テキストだけでは習得し難いノウハウ伝授が趣味 live in Japan